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生活習慣病 糖尿病で知っておきたいこと

糖尿病と病気予防


   生活習慣病 糖尿病とは、血糖値が高くなる病気です。

   血糖値は、血液中にそのブドウ糖がどのくらいあるかを
   示すものです。

   糖尿病になると、インスリンというホルモンが足りなくなったり、
   うまく細胞に作用しなくなってしまい、ブドウ糖がエネルギーを
   必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液のなかに
   あふれてしまいます。

   インスリンは、からだの中で唯一血糖を下げるホルモンで、
   食後に血糖が上がらないように、調節するはたらきがある。

   それに、血液中のブドウ糖をからだの細胞に送り込んで、
   活動エネルギーに変えたり、脂肪やグリコーゲンというものに
   変えて、エネルギーとしてたくわえておくようにするはたらきも
   ある。

   だから、インスリンが不足したりうまく作用しないと、
   ブドウ糖が細胞に取り込まれなくなって、血液中のブドウ糖が
   使えなくなり、そうなると、筋肉や内臓にエネルギーが運ばれ
   ないから、全身のエネルギーが足りなくなってしまう。




  糖尿病の種類には
   1型糖尿病、2型糖尿病、遺伝子異常やほかの
   病気や薬剤の作用によるもの、妊娠糖尿病がある。


  糖尿病を放っておくと

   糖尿病特有の合併症は、、3大合併症である。
   糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症を3大合併症と呼び、
   血糖コントロールをしないでいると、糖尿病発症時から10〜15年で
   これらの合併症が出てくる。


  糖尿病の検査は、

   職場や地域で行っている健康診断に含まれています。

   自分が所属している職場で健康診断を受けられない場合でも、
   40歳以上の人なら、住んでいる市区町村で健康診査を行っています。

   検査の結果、血糖値が高いときは、かかりつけのお医者さんに
   相談しましよう。

   そして定期的に血糖値の検査を受けましょう。

   それから食事や運動など、日常生活についての指導を受けます。
   血糖値が安定してきて、安心して検査や治療を受けなくなって
   しまうと、知らず知らずに血糖値が上昇して、合併症を併発して
   しまいやすくなります。



   糖尿病の予防法

     平成9年に行われた「糖尿病実態調査」でも、
     今までに一番重かったときの体重が重い人
     ほど、糖尿病にかかりやすいことが
     わかっていますので、肥満を防ぐことが
     最大のポイントです。




  肥満の基準には、BMI(ボディー・マス・インデックス)という基準
  がひろく使われています。
  これは病気が一番少ない体重を、統計的に割り出したものです。
  BMIが22のとき、最も病気が少ない。
 
    あなたのBMIを計算してみよう
      BMI = 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

    あなたの標準体重を計算してみよう
      標準体重 = 身長(m)×身長(m)×22

    判定
       BMI 18.5未満 ・・・・・・低体重
       18.5以上25未満・・・・・・普通体重
       25以上・・・・・・・・・・肥満



  肥満を防ぐことは、いろいろな生活習慣病を防ぐことともいえます。



  糖尿病を防ぐためにふだんの食事でこんなことに
  気をつけましょう。


   § 野菜はたっぷりとろう

     野菜に含まれる食物繊維は、肥満を防ぐ働きをします。
     健康日本21では、国民の健康づくりのために野菜を1日に
     350g以上とり、このうち緑黄色野菜を120g以上とることを
     目標としています

           

   § 食事は決まった時間に、時間をかけて食べよう

     朝食を抜いたり、食事時間が不規則だったり、寝る前3時間の
     間に食べるのはよくありません。
     ゆっくりよくかんで、一家団らん、会話を楽しみながら、
     時間をかけて食べましょう。


   § 甘いものや脂っぽいものは食べ過ぎない

     甘いものや脂っぽいものは太りやすい食品です。
     食べ過ぎに気をつけましょう。

           

   § ひとり分ずつ、取り分けて食べよう

     大勢で大皿から食べると、どのくらい
     食べたかわかりづらいため、
     たくさん食べてしまいがちです。


   § 薄味にしよう

     濃い味のおかずはごはんをたくさん食べてしまいがちです。
     素材の味をいかした薄味料理を。


   § ながら食いはやめよう

     テレビを見ながら、新聞を読みながらといったながら食いも、
     食べた量がわかりづらいもの。またよく味わえないため、
     満足感もありません。


   § 多いときは残そう

     多いと感じたら、無理せずに残しましょう。


   § お茶碗は小ぶりのものを

     お茶碗を小さくすると、1膳の量が少なくなるため、
     食べ過ぎを防げます。


   § 調味料はかけずにつける

     マヨネーズやドレッシングは、油が多く、太りやすい食品。
     お醤油などの塩分は、高血圧の原因になり、糖尿病を悪化
     させます。
     直接料理にかけず、小皿にとってつけましょう


   § 食品のエネルギーを知ろう

     毎日食べるものがどのくらいのエネルギーなのかを知り、
     食品を選ぶときや食べるときの参考にしましょう。


    



  糖尿病を防ぐには、無理のない、適度な運動も必要です。

   運動をしないと筋肉はやせて、体重が少なくても脂肪の多い
   からだになる。

   これを「かくれ肥満」といいます。

   かくれ肥満になると、基礎代謝が減ってしまいます。
   基礎代謝っていうのは、何もしないときでもからだが必要と
   するエネルギー量のことです。

   かくれ肥満だと同じ身長・体重の人が同じ分量の食事をとっても、
   使うエネルギー量が少ないから、脂肪になる分量が多く
   なってしまいます。


   運動をすることでからだについた中性脂肪を減らしたり、
   筋肉をつけて基礎代謝の多いからだを作ることが大切です。


   病気を防ぐ運動には、からだがきついと感じるほどの運動は
   必要ありません。



  


  スポーツに限らず、こんな工夫をしてみましょう。
   運動の工夫
    * 外出するとき、少しだけ早めに歩く
    * 遠回りして歩く距離を増やす
    * 買い物は歩いて、買いだめをせずこまめに行く
    * 3階までなら階段を使う
    * 日1万歩を目標に歩く
    * 週に1度くらいは、隣の駅まで歩いてみる
    * 周囲の風景などを楽しみ、観察しながら歩く
    * テレビを見ながら、ストレッチをする
    * 泳げなくても、水中を歩く


   運動をする時間は、1日20分〜30分くらいが目安です。
   はじめは一度の時間が5〜10分と短くても大丈夫です。
   慣れれば続けられるようになります。



  糖尿病というのは、自己管理がとても大切な病気なんです。

  逆に、自己管理さえできていれば、普通の人と変わらない生活が
  できます。

  生活習慣がとても大切ですから、あらためて自分の生活を
  見直して見ましょう。



 

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